2月の岩手~久慈編


朝イチに盛岡で合流して、約2時間。
久慈に着くと、田村社長はすぐ繋ぎに着替えて、
(おまけに私も。)

「昨日、エサの準備だけして出掛けたから、エサやりしてから
 牧野に行くから、適当に牛みてていいよ!」と。

田村社長は本当に現場人間で、
私は日が出てるうちに田村社長が止まっているところを
みたことがありません。笑
いつも自分との打ち合わせは太陽が沈んでからか、
移動中の車の中。

でも、産地にちょこちょこ通うようになって、
太陽のありがたさ、天気がいかに農作業を左右することが大きいか、
明るい時間にいかに作業を進められるかが大事ということ、
だんだん感覚として、分かるようになりました。
「ごめん、太陽が出てるうちに座って打ち合わせはできない・・・」
という田村社長の気持ちも今はよく分かります。

そして、そのエサというのが、今はデントコーンサイレージと、
ホールクロップサイレージとオカラを混ぜてからあげているということで
せっかくなので、その工程を見せてもらいました。

写真 1 (2)
こちらが、その3種。

写真 2 (2)

これらを攪拌機エサやりカー(?)に投入。
写真 4 (2)

写真 3 (2)

あっという間に3種が満遍なく、混ぜ合わされ。
写真 5 (2)

攪拌機カーを走らせながら横についた出口から
そのままエサがバーッとでてきます。
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やっと、「お腹すいたよ~ゴハンちょうだいよ~」
ってモーモー鳴いてた短角牛たちも大人しくなりました。
良かったねぇ。

そして、牧野に。

一時、結構積もっていたという雪は、全国的に春みたいに暖かった一日、
前の週の日曜にだいぶ融けたようです。
それでも種牛と母牛たちは周年放牧しているからこその、
こんな光景に今年もやっと出会えました。
写真 3 (3)

写真 4 (3)
この子は群れから離れて、単独行動をしていた種牛くんです。

ちなみに一時はこのくらいまで積もって、水飲み場まで、
牛の道ができていたようです。
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水を飲んでる姿。
雪に埋もれて、飲める場所が一ヶ所だけになっていたので、
きちんと順番に並んで飲んでいたそうです。
で、時々ちょっと長く飲んでる子がいると後ろから、突かれたり。
牛にもちゃんと社会があって、想像してみただけで面白い。

そして、牧野にはポニーのカップルも一緒に暮らしてます。
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この雄くんは私たちが見てたら、なぜかセクシーアピール(?)をしてきて、
まんまと「すごーい!」ってキャーキャーしてしまいました。
後で彼女に怒られてないといいけど。笑

その後は牧野から移動して、ここ数ヶ月で生まれた子たちがいるという、
牛舎がある牧場に。
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この子は2週間くらい前に生まれたそうです。

写真 (2)
この子はもうちょっと前。

母・種牛の群れを周年で放牧している田村牧場だから、
生まれる時期・季節もちょっとずつ、バラバラです。

そして、この後はなぜかこの日のメインイベントになった、
(ような気がする…笑)山登り。

去年から進んでいる、新たな山を切り拓いて、牧野にする計画。
ついに木の伐採が完了して、春が早い今年は来月3月には種まきをするとのこと。
その上を牛が踏んで耕してくれる『蹄耕法(ていこうほう)』を使って
草地にするのだそうです。
うーん、今から想像しただけでもワクワク。

そんな山に牛たちが入る前の状態を知るために、登ってきました。

道路からだと、こんな感じです。
写真 3 (4)

早速、車を降りて、頂上めがけて山登りスタート。
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写真 2 (4)

想像した以上に粘土質の土壌で、
踏むたびに足を取られて段々足が重たくなってきます。。
伐採された枝も広がっていて、ちょっと気を許したら、
自分が踏んだ枝で顔パンチが。泣
思ったより、キツイ・・・。そして、広い。
牛って、やっぱりすごい。
でも、登り始めたなら、頂上まで行かないと!

というわけで、途中からはもう意地で頂上まで。笑
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牛さんたちには大事な水場も発見。
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実はこんな場所でも、携帯の電波は良くて、お肉の注文を受けながら。
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まさか、私が繋ぎ姿で、こんな場所で注文を受けてるとは
想像していないかと。笑

ちょっとした山と思っていたら、
雨も降ったり止んだり、トータル1時間以上。
山の広さを思い知り、牛のすごさも改めて思う、
良い経験となりました。

いよいよ、来月のメインイベントはこの山の種まきです(≧▽≦)
楽しみ~!!

今回もとても充実した岩手時間でした。
お世話になった方々、ご一緒させて頂いた方々、
本当にありがとうございました。

また来月も、春の訪れを迎える岩手にお邪魔します♪