【入荷情報】國分牧場ガンジー23.2カ月齢


今年1頭目の、ゲスト牛として、
國分牧場のガンジー君23.2カ月齢、やってきました。
私も、私の周りでも初めてのガンジー牛のお肉です。笑

国分さんちの希少牛の中でも、超希少牛。
日本での飼育数は200頭くらいだそうです。
(調べると、100頭~300頭くらいの頭数が出てくるので、
 正確な数は把握できていないようですが、少ないのは間違いなく。)

去年の3月に初めて会ったとき。
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ホルスタインの群の中で一緒に育てられてました。
まだ1歳くらいであどけなさが残っている感じ。

その後、7月にお伺いした時。
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そして、最後に会った10月の時の姿。
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立派な姿になって、
仕上げのためにゆったりした部屋に移動されていました。

こう見ると私、去年、國分さんのところに結構、お邪魔してましたね。笑

この子は千葉の南房総市の近藤牧場さんで生まれて、
育成された後、埼玉県東松山市の國分牧場さんへ。

やっぱり、こういった牛種を飼われている酪農家さんだけあって、
近藤牧場さんもこだわりを持たれた先鋭的な方のご様子。
牧場の隣でレストランも営まれているようなので、
ぜひ今年中に、お邪魔できたらいいなぁ。

そうして、この子は23.2ヶ月齢で枝重498.5キロになりました。

ロース芯
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バラ
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モモ
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腹ナカ
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断面全体
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思っていたより、サシが程よく入っています。
枝重量に対してロース芯が小さかったりするけど、
それは、そういった改良されていないことを考えれば、
まぁ当然だなぁと。
脂質はいつもの國分さんらしいので、今回も評判良いだろうなぁとか、
腹ナカがキレイなので、スクスク順調に食べて育ったんだろうなぁと、
想像してみたり。

私が昨年、頭をやわらかくしなきゃいけない
って学ばせてもらったのは、月齢長いことが、
すべてにおいて良いとは限らない、ということ。
それぞれの牧場の育て方、牛種、個体差の適正を知ることが大事。
乳雄の肥育で考えれば、23.2カ月齢は長い方です。
去年末のNHKのお肉の番組で見ていたアルゼンチンの生産者の方が
「月齢は2歳がちょうどベスト。
 それ以下だと、味が浅いし、それ以上だと今度は硬くなる」
と話していたのも、思い出していました。
牛種も、環境も違うので、単純には考えられませんが。
だから、私は素直に、一番近くで牛を見ている生産者さんが
生体を見て、『仕上がった』というタイミングで
向き合わせてもらうのが今の自分にとっては良いのだと思っています。

そして、自分もガンジーという牛種は未知だし、
ガンジーについて、色々調べてました。

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ガンジーは、英仏海峡のガンジー島原産の乳用種。
ジャージー同様、フランスのブルトン種やノルマン種を基礎に改良。
乳量・乳質はジャージー種と変わらず、
搾乳量はホルスタインの約半分と少ないが、栄養価が高く、
濃厚でありながら、ほんのりと甘く飲みやすいのが特徴。
その味わいの良さは世界的にも高く評価され、
古くは英国御用達などに使われて、
その貴重さ、乳質の良さから「貴族のための牛乳」と言われ、
また、その黄みががった色から「ゴールデンミルク」と
呼ばれているそうです。
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とのこと。
まぁ、もちろん、お肉の情報はまったく出てこないのですが。笑
こうなったら、乳質と連動したジャージー牛肉の美味しさを
知っている立場からすると、思わず、
この未知の牛種に期待してしまうわけです。

この子はしばらく枝で枯らして、2月頭頃のお届け予定です。

そういえば、ガンジーといえば、
去年末にお邪魔した八王子の磯沼牧場さんのところでも、
お腹に仔牛をはらんで、今後の活躍を待つ、ミウちゃんがいました。
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『乳』も『肉』もいろんな個性の違いを楽しめる受け皿が
これからさらに広がっていくと嬉しいなぁと思いつつ、
今、自分がさせて頂いている、こういった色んな経験を、
ちゃんと糧にして、もっと牛や生産者さんのお役に立てるように
成長できることが目標です。

ガンジー君、お楽しみに♪