國分さんちのブラウン君が先週と畜されて、昨日やってきました。
1月1日の元旦生まれ。
なんて、めでたい!
この子の最終肥育地は
埼玉の東松山市の國分さんちなのだけど、
東京の八王子産になります。笑
この子に最初会ったのは、八王子の磯沼さんちから
やって来たばっかりの去年の10月でした。
やってきたばかりっていうのに、明らかに3頭の中でこの子だけ、
サイズ感が違くて。笑
「え、この子も先月来た子ですか?!」
って思わず、國分さんに聞いちゃいました。
「はい、そうです。
間違いなく、この子は東京産になりますね。笑」
って。
それもそのはず、他の子たちは1歳くらいで来ている中、
この子は八王子の磯沼牧場さんのところで、
20カ月齢まで育てられてからやってきた子でした。
はい、希少牛にはそんなパターンもあるんです。笑
その後、7カ月間くらいかけて、國分牧場さんで仕上げてもらいました。
7ヶ月間で國分牧場さんの味に育っていると思うのだけど、
何より、20カ月齢まで育っていた磯沼さんちでの育ちも
もちろん、大きく影響しているはず。
そんな磯沼牧場さんには、去年の12月に初めて
お邪魔してきました。
と、こんな環境で、楽しくて楽しくて仕方がなくて、
磯沼さんに案内してもらいながら、
終始興奮しっぱなしでした。
そして、いつものことながら、こんな写真たちを
引っ張り出している今も一人で
「かわいい~( *´艸`)」ってニヤニヤしながら
楽しくなってきちゃうわけです。
今回のブラウン君も同じように、20カ月齢まで
ビール粕やフルーツ粕など、地域のエコフィードたちを食べて、
のびのび、愛されながら育てられたのがたぶん、影響していて。
その後、國分さんちに来てからも含めて、
とっても、幸せに育ったことが伝わってくる枝肉でした。
無理や、ストレスがない枝肉です。
ロース芯もきれいな形で大きくて、
バラの肉付き・サシの入り方もきれい。
そして、必要以上の筋間脂肪や皮下脂肪もついてなくて。
いい子です。
そして、そういう子はきっと美味しい。笑
その理屈は分からないけど、
扱われる料理人さんたちもそれぞれの牧場を訪ねてくれたり、
この子が暮らした2つの牧場でお世話してくれた方々や、
バトンを受け取る私ももちろん、
関わるすべての人たちの愛がこれだけ溢れてるから、
この子自身の持てる魅力を最大限、発揮してくれるだろうな、
って、なんとなく思います。
こちらは、来週からご案内させていただいて、
ゴールデンウィーク明けのお届け予定です。