春の岩手遠征~久慈編


盛岡を出発した後は、久慈へ。

今回はあえて遠回りをして、電車の旅。
まずは山田線で、東へ2時間で宮古まで。

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その後、三陸鉄道・北リアス線で、北へ1時間40分で久慈まで。

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何とかたどり着いて、改めて、田村社長に
「さすが、陸の孤島ですねぇ」と。笑

でも、途中は寝てる暇ないくらいキレイな景色で、
一人キャッキャしながら写真撮っていて、
岩手にはたくさんの宝がまだ埋もれてるなぁって思いました。

そうして、久慈までやってきたのはもちろん、
短角牛たちに会うため。

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この子、生まれてからちょうど3週間くらいのようなのですが、
おっぱいが飲みたくて、飲みたくて、仕方ないみたいで、
ずっと見てると、左右から、前から後ろから、
4本の乳首に順番に飲みにいくんだけど
さすがに出なくなってくるのか、すごい勢いで突いてるんです。
(おっぱい突いて刺激すると、乳が良く出るのか、
 仔牛たち、吸いながら良く突いてます。)

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それを見てると、自分のおっぱいを同じように突かれてるの想像して、
思わず、胸が痛くなってくるのですが。笑

その後、東京に戻ってから、芝浦いって枝肉を見てる時になんとなく、
「あのチチカブ(メスのおっぱいの脂)、すごいねー」
って話をしてて、あのすごい勢いで突かれてるおっぱいかぁ・・・
と思って改めてみてると、
「あー、ちゃんと、あれだけ突かれても痛くないように、
 あの質の良い、たっぷりの脂で守られてるのか!」
って、この光景を思い出して、妙に納得しました。

合ってるのか(?笑)分からないけど、
生の牛の生き方を見て、枝を見ると、
そんなワクワク想像が広がります。

それから、幼稚園児同士で、裏山の方に探検に行ってるのを見つけて、
いろんな草木の攻撃をビシバシ受けながら、必死で追いかけてみました。
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ちゃんとケモノ道があって、そこを通り抜けて。
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無事、みんなのいる広い放牧地に。
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この子たちが楽しそうに山を駆けていくのを
ちょっと追いかけるだけで、ゼーゼーしてくるくらいで、
この環境で育つ、この子たちの足腰がしっかりしてくるのも良くわかります。

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肥育期間はこのように舎飼いですが、短角の仔牛たちが子供の頃に約10カ月過ごす、
この環境は、やっぱり味や肉質のベースに繋がるんだろうな、
って我が身のゼーゼー感を持って実感するわけです。

そして、そんな風に牛たちと戯れてる私を横目に
田村社長は着々と作業を進められています。

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太陽が出ている時間に、田村社長と机を挟んで
ミーティングをしたことはありません。
『太陽が出てるのに稼がないと(働かないと)もったいない』っていう、
農作業の中で太陽がとてもとても大事だという感覚は
岩手で中屋敷さんや田村社長と一緒にくっついて行動させてもらって
身をもって、良く分かりました。

なので、自分が流通の現場で今感じることや、
料理人さんたちからの声、今後のことなど色々と話す時間は、
移動中のダンプの中と、昼や夜の食事中の時間くらい。

限られた時間ですが、でも、きっとこういう時間があるから、
少しずつ少しずつ、信頼関係を築けてきて、
なんとか関係が今まで繋がってきているんだなぁと
今回改めて実感する3日間でした。

昨日も、ふと気づけば、すでに東京産になった岩手出身の友人に
「岩手すごいっけよー」(←合ってるのか?笑)
と、岩手の素晴らしさを力説しているくらいの思い入れ。

牛が育っていく時間と同じように、これからも時間をかけて、
ゆっくり長くお付き合いしていけたら嬉しいです。