田村牧場短角牛・28カ月齢

今年の年明けから、ここ半年くらい、
月齢が25~27カ月齢と、やや短くなっていた田村牧場の短角牛が、
やっと今月のと畜分から、牧場が目指している28カ月齢まで戻りました。

肉周りもしっかりしているし、良かったねぇと、
なんだか、枝肉を前にして嬉しかったです。

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月齢がやや短いながらも、それをお伝えした上で、
さっぱりした旨味でこれはこれで美味しい、とか、
月齢の割には旨みもちゃんとある、とか、
それぞれに対しての評価を頂いていましたが、
やっぱり、時間を重ねることで出てくるものも
間違いなくあると思うので。
研究の数値上では有意差が出てこないみたいですが・・・苦笑

ジャージーとかブラウンスイスとかガンジー(!)とか、
自分が新たな価値を探す旅に行きつつも、
ずっと変わらず、田村牧場の短角牛にこうして、
毎月、向き合わせてもらえるのも、
この短角を求め続けてくれる方々がいるからです。

季節繁殖で、個体差の大きい短角に求められるのは、
ある程度、品質や月齢を安定させるための努力
(と畜後の肉屋での管理、流通も含めて)と、
できる限り、安定した適正な単価でお届け(生産)できることだと思うので、
もし、短角の生産を継続させるために、誰かの助けが入るとしたら
そういう面から見てもらえたらなぁと思います。

そんなことを考えていたら、なんだか、
短角牛たちに会いに行きたくなりました。
(もちろん、田村社長にも。笑)

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今月末、岩手に行った時に、久慈まで会いに行って来ようと思います。