続いてやってきたのは、國分牧場ジャージー27.9カ月齢♂です。
この子は、埼玉県こども動物自然公園からやってきました。
生まれて4カ月くらいで國分さんちにやってきて、
それから、丸っと2年間かけて、ゆっくり國分さんちで育ちました。
前回8月のマザー牧場の子と同じような感じです。
いつも行くと、2頭仲良く、VIP待遇で広い部屋で2頭で飼われてました。
初めて國分さんちで会ったのが10カ月齢くらいの頃、こちらです。
一番最初の写真が、今回の出荷直前に会いに行ったときなので、
ずいぶん、毛色も子供の頃と変わりました。
地図みたいな模様だけ残したまま。
10桁を確認しなかったら、別の子のようです。笑
毛色が濃くなっていくほうが多いのかと思ったけど、
こんな風に、毛色が薄くなっていくパターンもあるんですね。
今回は枝にご対面させていただく前に、格付けだけ
國分さんから連絡もらっていて、338㎏で、C2とのことで、
歩留りがCなのは重量が小さいせいかなぁと思いましたが、
ご対面させてもらって分かりました。
ロース芯にけっこう脂が噛んでて、芯が小さかったです。
ありゃ、肉があんまり取れなそう・・・
っていうのは、正直な最初の感想です。
(ごめんなさい、國分さん( ;∀;))
脂質も良いし、お肉の味わいも國分牛タイプのファンの方々もいてくれて、
今回も味わいは喜んで頂けるだろうなぁと思いつつも、
(逆にかけた時間に対して、重量が乗っていないので、
私と井さんの理論でいくと、美味しいやつです。)
ジャージー牛肉はやっぱり、多くの方々が過去に諦めてきた通り、
経済として成り立たせるには根性と思い入れがいるぞ、
と改めて感じた次第です。苦笑
國分さんも2年間飼っていて、この重量だと合わないだろうしなぁ。
肉量が少ない分、私もこの子に関しては勉強させて頂く気持ちです。
美味しくて、継続可能な希少牛を探る研究の途中経過と思って、
いつもお届けの方々にお付き合い頂けたら嬉しいです。
こちらは肩バラは先に今週加工して、
モモロースは来週加工予定です。