【入荷情報】井信行さんあか牛♂27.1カ月齢


続いてやってきたのは、井信行さんのあか牛。

この子です!!
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5月に料理人さんたちと、信行さんに会いに産山村まで行ったときに
井信行さんに会いに阿蘇・産山村へ。
私たち、会っていました。
なんだか、嬉しい。

毎年7月に、信行さんが3年前に受賞された、
辻静雄食文化賞の授賞式が東京であるので、
毎年、そのタイミングに信行さんが上京されます。

今年はその前日の7月3日に、京都の南山さんで、
信行さんを囲むイベントを企画してくださったので、
そのタイミングに状態が間に合うように、今回の子はと畜を少し早めました。

それでも、枝肉の便はいつも通り、1日に着く便しかなかったので、
東京に到着したその日に、イベントに必要なウデ1本だけ、
すぐ加工してもらって、翌日に直接、京都まで持ち込みました。

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残りの肩は大事にミートラッパーしてもらって、あと1週間ほど。

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こういうことって、地味に見えるかもしれないけど、
いろんな立ち位置の協力や、ベストを尽くそうという想いがあって成り立つことで、
最後にこの子がモテモテで皆さんに召し上がっていただくために、
とても大事なことです。

さらに遡ると、今回は信行さんが勘違いして、
一日早く、と場にこの子を連れていっちゃって、
「一日繋いでおくのは可哀そうだから、と畜を一日早める段取りしますか?」
という、と場側の気遣い。
また、G20が関西で開催されて、
「その後も配送状況が乱れているかもしれないから、持ち込みした方が確実。」
と色々と準備を段取りしてくれる加工側の気遣い。

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この状態で芝浦まで持ってきてくれて、
自分のキャリーと合わせて、両手にゴロゴロ持って新幹線に向かう私を
「大丈夫か?気を付けてなー!」と心配してくれる気遣い。

そして、私は「もうすぐお父さんにまた会えるからね。」と伝えつつ、
できるだけ振動を与えないように、大切に。

そういう皆んなの気持ちがちゃんと、お肉に伝わっている気がします。

だって、そうして持ち込みして、調理してもらったお肉はとても美味しかったから。

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さらに言えば、今回、調理してもらった料理人さんはみんな、
5月の産山ツアーに参加してくださった方々。

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井さんの想いや産山村の良さを理解して、
それを何とか良い形で届けようという気持ちが
さらに乗っているおかげもあると思います。
ベストな状態で、この子の命のバトンが最後まで渡されました。

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そんな小さな気遣いの重なったすべての経緯を知っているので、
同じテーブルの方々が「美味しい!美味しい!」とペロリと食べてるのを見て
もうそれだけで、あか牛本人と井さんはもちろん、
協力してくださった皆んなの想いが報われたなぁと、
ちょっと涙出そうになりました。
本当にありがとうございました。

と、そんな感じでちょっとフライングしましたが(笑)、
ウデ1本以外はもう1週間ほど枯らして、来週の加工予定です。

今回の子は、27.1カ月齢の去勢で、480.5㎏と、
信行牛にしては大きめの子。
フレームが良かったのかもしれません。

ロース芯
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バラ
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脂質
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モモ
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切断面
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最近のあか牛たち、割とサシが入り気味の子たちが多かったので、
その中でいうと、今回は赤身寄りの子です。
脂質はしっとりしてて好み。

枝の印象では、少し軽やかかな、と思いましたが、
翌日に東京で、信行さんと一緒に食べたミスジも含めて、
赤身の味わいもしっかりあって美味しかったなぁ。
他の部位も楽しみです。

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残りはこれからご案内して、来週半ばに加工予定です。