【入荷情報】国分牧場エア黒♂26.5カ月齢


さて、国分牧場さんの『初めて』シリーズ、まだまだ続きます。笑

ブラジャー、ブラ黒、と名前の響きも、実力もあわせ持った、
まさに名実ともに大人気だった子たちに続いてやってきたのは
八王子の磯沼牧場さん生まれの、エア黒です。

エア黒の「エア」は「エアシャー」という乳用種です。
おそらく、知っている方はかなりレアかと。

私も今までエアシャーに会ったのは、磯沼牧場さんにお邪魔したときのみです。

エアシャーの種雄くん♂
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エアシャーの搾乳牛♀
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こんな模様なのに、黒毛を掛け合わせると、
ほぼ面影を残さないんですね~。
今回の子はこちらです。

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(撮影:國分さん。たまにピンボケなのはご愛嬌。笑)

磯沼牧場さんから、一昨年のクリスマスの日に
8カ月齢くらいでやってきて、それから1年半、国分牧場さんで肥育。
26.5カ月齢で、お肉になりました。

国分牧場さんにやってきて2か月くらいの頃に私も会ってました。

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まだ10カ月齢くらいだから、幼さが残ってる感じが可愛い♡

エアシャー情報が欲しくて、私の今の大事な教科書、
品種改良の世界史(家畜編)で、調べていました。

当初、日本は乳用種の奨励品種をエアシャーとして、
輸入・増殖を進めていたそうです。
ホルスタインではなく。
その理由は、

「エアシャー種の原産地イギリス、スコットランドのエアー地方は、土地が余り肥沃でなく、
砂礫が多いところが多い。したがって、この地方で成立したエアシャー種は、体躯も割合に小さく、
乳量も多いという方ではないが相当の能力があり、丈夫で粗食に耐えるので、日本のように
農地の少ない農家が多いところでは、格好なものと考えられた。
また乳頭も小さく日本人の手に丁度よいと考えられたのであろう。」
だそうです。
「本種の牛乳は乳脂球が小さく、乳幼児や病人用の飲用乳に適するという優れた性質を持っているが
泌乳能力にさしたる特色がないため、乳量に勝るホルスタイン種に圧倒されて減少を続け、
ついに飼養が中止されるにいたった。」
とのこと。

もちろん、乳用種なので、お肉の情報はないのですが、いいんです。
私は乳とお肉はどこかで繋がっていると思っているので、
この乳情報から、エアシャーの肉質を想像をするのが楽しいのです。笑

そして、そんなエア黒くんの肝心の仕上がりはこちら。
枝重量558.5㎏。立派です。

ロース芯。
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バラ。
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モモ。
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切断面。
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「はい、次は僕だよー!」とばかりに、
ちょうど、井さんのあか牛の加工が終わった直後に入荷してきてくれました。

黒毛の血もちゃんと出ていて、バラのサシの感じなどは
喜んでもらえそうです。
ロース芯も張りがあってしっかりしています。
磯沼さんちで、しっかり運動して育ってきたのかな。
モモのサシ加減も、愛されっこの予感。

国分さんのお肉は、脂の軽やかさが特徴で、よくその評価を頂きます。
そして、それに対して、赤身の味わいもちゃんとあるから良い、と。
なので、このくらいのサシの入り方でも、
きっと重いと言われることはないだろうな、という安心感があります。
続けてきたからわかること。
これからも、積み重ねていきたいと思います。

こちらのエア黒は、これからご案内して、
7月25日頃の加工予定です。