【入荷情報】エム牧場三元和牛♂30.3カ月齢

猛烈な暑さと急な雷雨の繰り返しで、
お空のご機嫌伺いをしたくなる今日この頃、
やってきたのは、エム牧場さんから三元和牛です。

三元和牛とは、短角和牛と褐毛和牛を掛け合わせた母牛に
黒毛和牛を掛け合わせて、3種の和牛の個性の良いところを
持ち合わせた和牛がつくれないかと始めた取り組みです。
短角和牛×褐毛和牛×黒毛和牛。

いろいろな経緯があって、自分が扱わせて頂くのは
一旦、こちらの子が最後の三元和牛です。

ちなみに、今回の子はこんな綺麗な毛色で
生まれてきてくれました。

<父となる黒毛の血統は但馬系の「菊谷照」>
<もふもふで可愛い♡>

その後、牧場お引越しなどしつつ、スクスク育ってくれて
今年5月、最後に訪問したときにはこんな立派な姿に。

仕上げの1年半の餌はいつもの通り、デントコーン、
稲WCS、牧草、キノコの廃菌床、酒粕に加えて、
モネンシンフリーの配合飼料を1日3㎏程度です。
こちらのできるだけナチュラルな餌でゆっくりじっくり、
30.3カ月齢まで育て上げていただき、今回の出荷になりました。

仕上りは枝重量444㎏、BMS4点のB3でした。
ほぼ狙い通り。
実際の内容はこちらです。

ロース芯。

バラ。

モモ。

切開面。

枝肉全体。

ロース芯のコザシ加減から、
父由来の但馬系の質の良さを感じられます。
そして、おそらくこのくらいのサシバランスだと、
ウデやモモの赤身部位がちょうど愛されっこになるだろうなぁと。
30カ月齢までしっかり飼い込んでもらったので、
短角の赤身の力強さ、あか牛の優しい旨みを発揮してもらいつつ、
(+但馬の味わいの濃さも)
黒毛の繊維感のきめ細やかさを期待しています。

そして、脂の色合いは同じ餌を食べながらも、個体によって
クリーム色加減の出方が変わるのは面白いなぁと毎回感じます。
ジャージーの血が入っていると色濃く出やすいですが、
今回の三元和牛のように和牛のみだと比較的、その表われ方が控えめ。

もう少し枝で枯らして、8月1週目に加工予定です。