今年もありがとうございました！2015

昨日で最後のセリも終わり、
ほぼほぼ本日で仕事納めです。

年賀状や大掃除は、結局まだほとんど手をつけられていないので、
明日以降に持ち越しですが。
これはまぁ例年通り。笑

今年は、「宝山東京事務所」立ち上げ当初から話が出ていた、
東京宝山の独立をついに3年目にして果たしたことが
なにより、大きな出来事でした。
6月に会社を立ち上げて、実際にスタートしたのは10月。
会社を立ち上げるということがこんなに大変だとは思わなかったけど、
改めて自分の思いを振り返る良い時間にもなりました。

それを果たすことができたのも、
ご紹介するお肉を使ってくださるお客さま、
大切に育てた牛を提供してくれる生産者さん、
私のやりたいことに協力してくださる精肉加工業者さん、
グループ牧場の牧場部門や精肉部門の皆さん、
私の無鉄砲なチャレンジを応援してくれる方々、
そして、大元となる（株）宝山の方々がいてくれて、
なんとか実現できたこと。

心からの感謝しかありません。
本当にありがとうございました。

そして、実際に独立してみると、
自分がどうして、このような仕事をしていきたいのか、
改めて、活動意義が自分の中で明確になり、
やりたかったことができる環境が大きく広がりました。
（もともと思うがままにずいぶん自由にやらせてもらっていたので、
　あんまり制約はなかったのですが、さらに自由に…笑）

私は自分とご縁のある生産者さんが、
次の世代がその背中を見て、継ぎたい、継がせたいって
思われるような、夢のある仕事を見せられるように、
そのために、こんな自分が何かお役に立てるのであれば
やらせてもらいたいというのが、やはり根本です。

なので、そのためにはいろんな牛肉の可能性にもチャレンジするし、
（だから、失敗もいっぱいあるけど。）
どうしたら与えられた条件の中で、
一番その子の持つポテンシャルを発揮できるのか、日々悩みます。

なので、その思いをより現実的にする力をつけるために、
来年の目標を2つ立てました。

1つは生きている牛さんのことをもっと知るために。
生産現場との距離感をもっと近くするため、
寝泊りや日々の仕事ができる、岩手の拠点をつくりたいです。

もう1つは、お肉となった牛さんのことをもっと知るために。
今までは見たり、聞いたりしているだけだった、
お肉の加工の現場に入り込んで、実際に研修させてもらいます。
こちらはお肉に関わるようになって、ずーっと望んでいたことだけど、
ついに、足手まといで迷惑なのを承知でお願いしてみました。

うーん、どちらもなんともワクワクする計画！(≧▽≦)

目標に一歩一歩、近づけるように頑張ります。

そして、去年、一昨年に引き続き、なかなか絞れず、
たくさんの写真で今年を〆させて頂きます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2015年12月30日
株式会社　東京宝山
荻澤紀子