春の足音がチラチラ聞こえてきた今日この頃。
桜の蕾もほころんで、もうすぐ咲きそうな様子、
それだけで無条件にワクワクしますね🌸
そんな季節に、続いてやってきたのは国分牧場のジャー黒メスです。
今回のジャー黒は東京・八王子の磯沼牧場さんで生まれた子。
カナコさん、顔が短く詰まって、可愛らしい良いお顔してます。
1歳くらいの頃に埼玉・東松山の国分牧場さんにやってきて、
それから約15カ月、国分牧場さんで育てられました。
国分牧場ではモネンシン(抗生物質)フリーの餌と、
コエドビールのビール粕、地元の稲わらなどで、
愛情たっぷりに育て上げてくれています。
国分牧場さんに関してはこちらの紹介動画をぜひご覧ください。
国分牧場さんでは「Farm to Table」の考えのもと、
季節ごとに農業体験なども含めた
様々なイベントを開催されているので、
ぜひご家族で参加されてみるのもオススメです。
国分牧場さんのホームページはこちら。
国分牧場|埼玉・東松山 国分牧場へようこそ。 (kokubufarm.jp)
そろそろお久しぶりに牧場に遊びに行きたいなぁ。
定期的に生の牛要素を注入しないと私もエネルギーが保てません。笑
そして、今回のカナコさんもジャー黒らしく、
ジャージーと黒毛の良いところ取りで
バランス良い子に仕上がりました。
生体で708㎏、枝重量が420㎏なので、歩留り59%。
格付けは安定の赤身でB2(BMS3)です。
実際の内容はこちら。
ロース芯。
バラ。
モモ。
脂質。
切開面。
枝肉全体。
メスで420㎏のちょうど良いサイズ感も好みのタイプ。
バラやモモは黒毛の要素が加わることで程よいサシが入りつつ、
ジャージ―と比べて厚みもしっかりあるので、
使いやすさも兼ね備えてくれているかな、と。
国分牧場さんの餌は脂がクリーム色になる要素はないのですが、
後ろにいる通常肥育の黒毛和牛たちと比べて
やや脂がクリーム色がかっているのはやっぱりカロテンを
残しやすいジャージーの血筋が入っているからこそかな、と。
愛されっこのジャー黒カナコさん、もう少し枝で枯らして、
3月下旬に加工予定です。