全国的にとても暖かい日が増えてきたGW目前、
続いて熊本からやってきたのは井さん親子のあか牛です。

出荷時に送っていただいた生体の姿をみて、
育ちがあまり良くなかった直近の2頭から比べると
体型的に少しだけ丸みが出ているような気がして期待します。
女の子。
そして、今回の子は久しぶりに自家産ではなく、
子牛市場で導入してきた子になります。
導入してから約1年半、井さんたち手作りの餌で育てられてきました。
炒った大豆がポイントの国産飼料100％。

今回は内臓もすべて廃棄なく、
「特に白モツ系が美味しかったです～」とのことで
健康的に消化系の内臓たちが活躍してくれていたようでホッと。

そして、重量も前回の子よりもなんとか50㎏は乗せてきてくれました。
（それでもまだ小ぶりではあるものの、、、復活に向けて。）

実際の内容はこちらです。

ロース芯。

バラ。

モモ。

脂質。

切開面。

前回の子が去勢だったのですが、
厚みがなく経産のような枝肉だったのに比べて
ロース芯も張りがあり、バラも厚みがあり、
脂質も程よいノリと質で、
「あーお父さんたちの手作りゴハン、ちゃんと食べてくれたのね」
と嬉しくなります。
ロース芯のコザシ＆赤身寄り加減も好みのバランスです。

重量はまだ完全復活ではないものの、
この内容であれば、本来の信行牛らしさが戻ってきているかな、と。

肥育牛舎をお世話をするのが信行さんから雅信さんに
移行していく中で、少し歯車がうまく合わずに
重量が乗らない時期が続いていますが、
牛たちの様子をみながら少しずつ改善されているようで
雅信さん曰く、
「（肥育牛舎）6マスのうちの後半3マスはだいぶ安定してきてました」
とのこと。
ここからは少しずつ上向きに切り替わってくる感覚です。
いろんな途中経過をともに経験させて頂くことに感謝しつつ。

こちらはGW前に加工なので、
GW中にはそれぞれのお届け先で召し上がって頂ける予定です。