GWも明け、夏本番までもうあと一歩、
夏の足音がそこまで聞こえてきました。
(寝てるときの耳元で蚊のブ~~~ンという音もすでに。笑)
GWは毎年恒例になった岩手牧場ツアーに行ってきましたが、
とても良い天気に恵まれて最高の3日間でした。
そして、そんな充実したGW明けのゲスト牛1頭目、
埼玉・東松山からやってきたのは国分牧場さんのジャー黒のメス。
こちらの子です。
前回の子に引き続き、今回も東京・八王子の酪農家、
磯沼牧場さんからやって来た子になります。
生まれて約1年で、国分牧場さんにやってきました。
国分牧場ではモネンシン(抗生物質)フリーの餌と、
コエドビールのビール粕、地元の稲わらなどで、
愛情たっぷりに育て上げてくれています。
国分牧場さんのこだわりはこちら。
牧場のこだわり | 国分牧場|埼玉・東松山 国分牧場へようこそ。 (kokubufarm.jp)
様々な農業体験やBBQをやられている国分牧場さんも
GWはとてもお忙しくされていたようです。
首都圏からも日帰りでいける距離にある牧場なので
ふと自然や土、農に触れたくなったらぜひ訪ねてみてください。
私もいつでも行きたいので誘っていただけたらぜひ参上します♪
そして、そんな良い環境である国分牧場で育った今回の子、
この堂々とした立ち姿からも伝わるかもしれないですが、
ジャー黒の中ではなかなかビッグな子に育ちました。
生体重816㎏で前回の子より100㎏くらい大きかったのですが、
枝重量526㎏と歩留りも64%とかなり良かったです。
同じメスなのに、立派!(前回の子は59%)
2つの品種が掛け合さったとき、どちらの血が濃くでるかで
結構、仕上がりに幅があるのですが、
今回は母ジャージーよりも父の黒毛の血が色濃く出て
この仕上がりになったのかなぁという印象です。
そして、お父さんである黒毛の「勘太」という種雄牛は
磯沼牧場さんで良くつけれらているので
母ジャージーの血筋次第でその傾向に違いが出るのかなぁと。
実際の内容はこちらです。
ロース芯。
バラ。
モモ。
脂質。
切開面。
ロース芯の大きさもしっかりしていて、
真ん丸で形も良し。
BMS3ですが、比較的ほどよくコザシが入っているので
赤身と霜降りの中間くらいの良いとこ取りのバランスです。
バラ身の厚さの印象もジャージーより、
黒毛の要素を強く感じます。
モモ・ウデなどの赤身部位もおそらく
程よくバランスの良いサシが入っているかなぁと。
前回の国分さんのジャー黒がとても好評だったので
今回も楽しみです。
もう少し枝で枯らして、5月25日前後の加工予定です。