ジャージーのひょうきんちゃんについて、
中屋敷さんの姪のゆうちゃんが作文を書いていました。
ゆうちゃんは、将来獣医さんになる予定の小学校4年生です。
私もこれを読ませてもらって、
そして、何度も読み返して、
三谷さん一家から中屋敷さん一家が受けた命のバトン、
なんとか良い形で繋いでいかないとって改めて思いました。
『いのち』
私のおじちゃんの家には、たくさんの牛がいます。
その中の内の一週間前に来た牛がいます。
その牛は、足にうみがあり、家に来てから立てなくなってしまい、
その牛はメスで子どもを産んでいて、ジャージーだったので、
ミルクをしぼらなくてはなりませんでした。
でも立てないのでしぼろうとしてもしぼることができませんでした。
いとこのお母さんも立たせようとしました。
でも、ピクッと動くだけでした。
その午前、朝はがんばって立つことができたんだけどね。
と聞きました。
午後の夜は、立つことができなく、その次の日は、
トラックに乗せて、とさつすると聞きました。
とさつというのは、お肉にするということなので、
死んでしまうということでした。
それを聞いて朝も水をいっぱいのんだから、
水とお湯を飲ませてあげたらすごくのんで、
乳は、はっていて、みんなで、
「かわいそうだね。」
と言っていとこのお父さんに電話しようとしても
山で仕事をしているので、
電話を出ることもなにすることもできませんでした。
私はジャージー牛をずっとずっとなでました。
私は「ありがと。十三さいまでがんばったね。」
といってあげました。
私はそれをいいながらごう泣してしまいました。
私は帰ってくる時もずっとずっと泣いてしまいました。
帰ってお母さんに、
「なに泣いてんのよ。」「また変なことしたの。」
と言われ、私は泣いて話せなくて、いとこの奏太に話してもらい。
お母さんは、
「あんたなんて優しいの。でも牛も犬も、
なんだって動物も人間も、じゅん番があるからしかたないんだよ。」
「そして、ゆうはじゅう医さんになりたいんだから、
そんな事で泣いてたら、じゅう医さんは何びきも死ぬ所も見るし、
この牛ころしてちょうだいとかもふつうに言われるんだよ。
だからしかたないよ。」
といわれました。
私はきりかえて、泣くのをやめました。
でもじゅう医さんになるためのお手伝いをしていきたいです。