5歳但馬牛・枝肉に会いに。


先週末は、先日、こちらにもアップした、
水沢の佐々木譲さんの5歳経産但馬牛の枝肉に会いに
岩手に行ってきました。

5歳の誕生日但馬牛。

ちょうど5年前のこの時期、
研修で岩手・山形のグループ牧場を回っていたイメージから考えると
どこに行っても、信じられないくらい雪の少ない岩手。
2月の岩手とはとても思えませんでした。

そうして、ドキドキしながら向かい、再会させてもらった
肝心の但馬牛は、想像以上に魅力的な子でした。

「俺が手かけた子なんだからよ、、、」
って、譲さんのお父さんが毎日しつこく言うくらい、
思い入れの強い子。
やっぱり名人っているんだなぁって枝肉に向き合いながら
しみじみ思いました。

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この脂質、最高です。
想像以上のサシも「牛の能力です」っていうけど、
その子の持ってる能力をちゃんと出してあげることが
できるのがウデなんだと思います。

そして、すごいなぁと思うのは、と畜からちょうど一週間経って、
今週火曜に芝浦に到着しても、このねっとりした脂質が変わらないこと。
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見てくれた人たちに
「美味そうですねぇ~」
「良い牛だね!」
って言われると、「でしょう!」って、私まで嬉しくなります。
なんて、モテモテな子。笑

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しばらく休ませて、様子見ながら
3月中旬~下旬くらいに骨抜き予定です。

そして、翌日はちょっと時間があったので、
久々に、前沢にある「牛の博物館」に行ってきました。

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7年前くらいに、牛に関わることになる頃に連れていってもらった以来かな。

いや~楽しかったぁ!

当初はなにも分からなかったので、
その面白さが全然理解できなくて、「ふーん。」くらいの感覚だったけど、
今回は入った瞬間から、「へぇ~!へぇ~!」って大興奮。

世界の牛の種類や、前沢牛の歴史や、牛と人間の関わりや、
日本古来の牛や、牛にまつわるいろんな文化や、
はたまた、部位毎のお肉の食べ方の模型など、
情報量の多さもさることながら、細かいところにすごい手がかかってます。

牛が好きだったり、関わってる人にとっては
間違いなく、楽しくて仕方ないと思うので、オススメです。

「そろそろ行くぞぉ~」
って後ろ髪を引かれながら連れて帰られたけど、
何時間でもいたかったくらいです。笑

その中でも印象に残った言葉が、
4つ胃袋がある牛の能力の高さについて書かれていた一文で

「人類がもし牛を伴侶として選んでいなかったら、人類の進化は500年遅れていただろう」

とも言われている、とのこと。

役牛としてもたくさん助けられてきたのはもちろんのこと、
牛の身体を経由することで、人間が消化できない草などを食べて、
肉やミルクに変えて、私たちに食料を与えてくれる牛っていうのは
やっぱり人間の進化に大きく影響を与えているんだなぁって
大好きな牛への感謝の想いを改めて強く感じました。

なので、牛に敬意を込めて、牛の4つの胃袋が(リアルに)書かれた
Tシャツを買って帰りましたヾ(≧▽≦)ノ
これを着て、都会を闊歩しようと思います。笑
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そんな話をまだ行ったことないっていう中屋敷さんにしてたら、
『但馬牛の博物館』っていうのもあって、もう2回行ったよって聞きました。
羨ましい。いつか行きたいなぁ。

いずれにしても、自分の感度が高くならないと、
なにも面白さっていうのは気づけないんだなぁと思ったので、
まずは日々出会う、牛や枝肉やお肉たちから
たくさん学ばせて頂こうと思います。