(ほんとうに)いろいろあった2024年も残りあと1ヶ月。
年末に向けて、岩手・金ケ崎のエム牧場からやってきたのは
こちらのジャー黒♂30.5カ月齢です。
諸事情があって、出荷前1ヶ月に牧場をお引越ししましたが
引っ越してから金ケ崎に2回も会いにいけたのは良かったです。
慣れない環境ながらも、一緒に引っ越してきた仲間の、
ジャー黒やジャージ―たちと一緒の部屋で過ごしていたので、
落ち着いているように見えました。
餌も変わってしまうので、ゆっくり少量から
新しい餌に慣れてもらいつつ。
今後の餌に関してはできるだけ、
今までの取り組みを生かす形で準備してもらっているので
年明け以降の子たちにはその内容が反映されてくると思うので
そちらはまた改めてご報告できたらと思います。
そして、今回も出荷に関しては
芝浦53会メンバーの見事な連携のおかげで
金ケ崎のエム牧場→千葉・旭の食肉公社→千葉・浦安のマルヨシ商事と
なんともスムーズに生体運搬から枝運搬まで段取りしてもらえて、
こちらもまた感謝しきりなのです。
この1ヶ月間でいろんな動きがありましたが、
牛の神様が今までの頑張りをみていてくれて
助けてくれたとしか思えないことばかり起こっていました。
いろんなタイミングや、協力してくれる方々含めて。
ここまで助けてもらったからには恩返しできるように
これからますます頑張らないといけないなぁと思います。
そして、今回の子の格付けはこちらです。
「あら、ジャー黒でBMS2の2等級は珍しいなぁ」
と先に格付けを見たときは思いましたが、
実際の枝肉内容はこちらの通りでした。
ロース芯。
バラ。
モモ。
脂質。
切開面。
うんうん、この枝肉を見れば大丈夫。
赤身寄りで赤身の色がしっかりしているところには
ちゃんとジャージーの血が表れていて、
バラやモモの程よいサシにはちゃんと黒毛の血が
出ているのが分かります。
30カ月齢と月齢もしっかり飼っているのもあり、
今回も楽しみな仕上がりです。
こちらはもう少し枝で枯らして、
12月10日過ぎくらいの加工予定です。