11月に入って、やっと冬の足音がしてきた今日この頃、
続いてやってきたのは国分牧場の【エアシャー×黒毛(勘太)】
の去勢くんです。
エアシャーが入っていることから分かる通り(?笑)
今回も八王子の磯沼牧場さんからやってきた子。
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この子たちが磯沼さんところから、国分さんちにやってきた
去年の4月、ちょうど皆んなで遊びにいっていたので、
受け入れのタイミングに立ち会わせて頂いていました。
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この時はちょうど黒毛和牛と乳用種を掛け合せた
交雑牛の子たちが多いチームでした。
前回の三元牛も含めて。
交雑牛とはいえ、磯沼さんのところはお母さんである乳用種が
一般的なホルスタインじゃなく、
エアシャーとか、エアシャー×ホルスタインなど、
変わった牛種たちがいるので、そういった血が入った子たちは
一般市場の括りから外されてしまうので、
そういった子たちが国分牧場にやってくるわけです。
農家さんたちと話していると、
ついこないだまで単価がつかなくて売れないと聞いていた牛種が
急に足りなくなって、また相場が上がったり、
その流れが数週間とか短期のサイクルで変わっていて、
命の単価の、その変動に思わずドギマギします。
自分が携わっている、ほんの小さな一部の流通くらいは
なんとか理解してもらって、守っていきたいなぁと。
そして、今のこの状況をみると、少なくとも、
なにか1つの方向性にみんなで一斉に向かうことだけが
正解じゃないのだ、と思います。
様々な多様性がある中で、牛種にしても育て方にしても
現場側と出口側、間で販売に携わる側のみんなで
意見をぶつけあって、道を探っていくのが
一番、自分たちなりの正解に近づける気がするので、
私はそういう取り組みを進めていきたいです。
なんだか取り留めないですが、、、
目の前のやるべきことを頑張ります!ってことで。笑
ちなみに、今回のエア黒・エリツィンくんは生体重850㎏で、
枝重量512㎏なので、歩留りは60%でした。
格付けB2で、実際の内容はこちらです。
ロース芯。
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バラ。
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モモ。
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脂質。
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切開面。
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枝肉を見た時の第一印象は、脂質が良くて
なんか雌っぽい雰囲気だな~という感じでした。
ロース芯も丸くしっかりしていて、皮下脂肪も厚くなく、
肉周りも良さそうです。
愛されっこの要素を持ち合わせていると思うので
届くべき場所へお届けさせてあげることができたらいいな、
と思います。楽しみです。
もう少し枝で枯らして、11月下旬頃に加工予定です。