【入荷情報】井信行さんあか牛♂37.4カ月齢


秋の始まり。
続いてやってきたのは、阿蘇・産山から井信行さんのあか牛です。

こちらはちょうど1年前の秋、放牧地での井さんの姿。

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もう一社、井さんのあか牛を大分で扱われる川津食品さんと三者で、
『信行牛』として正式に商標登録をすることで、
井さんの取り組まれてきたことを1つの形にしました。

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そして、今年の7月には、YAHOO!クリエイターズプログラムの『SDGs』特集の中で
井信行さん・雅信さん親子のこだわりある循環型畜産の形を継いでいく取り組みを
ドキュメンタリー作品として残していただきました。
〇SDGs特集ページ
【DOCS for SDGs】
〇井さん親子のドキュメンタリー
【「誰かに引き継がないと」千年続く阿蘇の草原を循環型畜産で守る牛飼い親子の奮闘】

また、九州限定放送だそうですが、8月にはテレビの2番組で
井さんたちの取組みが取り上げられたそう。

こうしたことで、近くで関わる自分たちが目指したいのは
それぞれの地域に合った独自の畜産の形を進めていけば
心強い応援団が現れてくれることを感じて、世の中の大きな流れとは別の、
その地域を生かした畜産の形に取り組もうと思ってくれる方が
どこかに一人でもいてくれるといいなぁ、ということです。

井さん親子は、阿蘇の良質な粗飼料を多給することに加え、
仕上げのタイミングで、大豆を炒って擦ったものや、
オカラ、小麦、大麦、飼料米などをあげて、
地域にある国産飼料100%で、あか牛を育てています。

信行さんは阿蘇の草原を守るためには、草で育つ、あか牛が必要で、
黒毛と違ってサシを求められないあか牛だからできるといつも話されます。
あか牛が草を食べてくれることで、毎年春に行う野焼きもやりやすくなるし、
そうすることで、水源も守られる、
最終的には大好きな村も守られると考えています。

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そんな考え方に強く共感した、
流通側で携わらせてもらう私たちがするべきことは
とにかく、どんな時も安定的な出荷を止めないこと。

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そんなわけでやってきた今回の子です。

37.4カ月齢の去勢でA2・498㎏と、立派に育ってくれました。

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ロース芯。
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モモ。
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バラ。
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脂質。
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切断面。
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BMS3と、程よく、綺麗なコザシが入っています。
ロース芯がしっかり大きく、筋間脂肪や皮下脂肪が厚くなく、
育成期にしっかり身体をつくっていた子を
丸3年以上、時間をゆっくりとかけて粗飼料主体で仕上げた
井さんらしい仕上がりの枝肉だなぁという印象です。

こちらの子はもう少し枯らして、9月20日過ぎの加工予定です。
今回の子もどうぞよろしくお願いいたします。