続いて、桜🌸満開になった東京にやってきたのは
エム牧場さんのジャージーです。

今回の子は先月出荷になったジャージーと
生まれた時からずっとペアで一緒に過ごしてきました。



その後、岩手・金ケ崎のエム牧場さんに来てからも、
デントコーンや稲WCSなどを主体にした餌で
育てあげてもらいました。

ずっと連れ添った相棒がいなくなって淋しかったりするのかな>
ここまで育ったすべての過程に関わってくれた皆さまに感謝します。
「なんとか350㎏いってくれたらいいなぁ」と話しながら待ちつつ、
届いた格付け明細はこちらでした。

先月出荷になった相棒とほぼ同じような内容でしたが、
ロース芯の大きさや、濃いめの肉色・脂の色などが
よりジャージーらしい雰囲気を思わせる数字です。
でも、バラの厚みは比較的しっかりしていそう。
実際の内容はこちらでした。
ロース芯。

バラ。

モモ。

脂質。

切開面。


枝肉全体。

まず真ん丸なロース芯をみると、この子なりに
順調に育ってくれたのかな、と嬉しくなります。
そして、格付けで感じた通りのジャージーらしい仕上がり。
ずっと同じ環境で、同じ餌を食べていても、
脂の色やロース芯のサシなどに毎回、ちょっとずつ個性がでます。
それは一般的には求められないことなのかもしれないけど、
一緒にその個性を楽しんでくれて、その上で、
今後目指していきたい未来を一緒に語り合える人たちと
ずっと一緒に仕事をしていけたら幸せだなぁと思います。
桜の季節は年度末なのもあり、別れや出会いがあり、
ふとセンチメンタルな気分にもなりますが、
自分は自分にできることをひたすら地道に続けていくのみ。
私自身がそれぞれの生産者さんやお届け先の方々たちの
長き良き『相棒』になれるように頑張ります。
こちらはもう少し枝で枯らして、4月上旬に加工予定です。