先週の日曜日、井信行さんに会いに熊本県阿蘇郡の産山村を訪問しました。
信行さんが毎年7月、辻静雄食文化賞の授賞式で上京するタイミングで
いつも信行牛を扱ってくださっている料理人さんたちのところに
信行さんをお連れして、ご紹介してきました。
その方々からの
「産山村に信行さんに会いに行きたい!」
っていう気持ちの圧が年々増してきていたのと、
また、信行さんがいつも話す、
「村が大好きだから、村や草原、水源を維持するためには、
草で育てる美味しいあか牛が必要」
という言葉は村に実際に行かないと感じられないだろうと思って、
今回、シェフたちからの熱望で、計画を立てさせていただきました。
東京・京都から総勢20名。
当日は生憎のお天気でしたが、
産山村の方々の企画段階からのご協力のお蔭様で、
それを上回るものがあって、皆さん、
それぞれに何かを感じて帰って頂けたようで良かったです。
そして、そこからまた、産山村、信行さん、東京・京都のシェフたちが
お互いに刺激を受けて、自然と次への動きに繋がっているのを感じます。
信行さんの「『ありがとう』があれば、生きていける」って言葉、凄かったな。
とても良い時間だったので、ひとまず、写真だけ記録しておきます。
まずは到着後、うぶやまキュッフェさんでランチ。
やっと、あか牛発見!!
(あまりの強風に牛たちはみんな谷に降りちゃってて、なかなか会えませんでした。)
信行牛の味わいのポイントになっている、
国産大豆を炒って擦った、きな粉みたいな餌。
その後、息子さんである雅信さんの繁殖牛舎の牧野へ。
PVの撮影並みの強風・・・。
そして、御湯船温泉での、夜の懇親会、二次会へと続いて、
肉談義、牛談義のなか、産山の夜は更けていきました。
そして、東京に戻った2日後、産山村から嬉しい便りが届きました。
くー!羨ましい~この景色を見に、絶対にリベンジします!!!
そして、このシェフたち訪問の日、
地元の新聞、熊本日日新聞さんの記者さんが
一日一緒に回って、記事にしてくれて
23日の朝刊に、信行さんの素敵な笑顔とともに掲載されたようです。
良かった、良かった。
信行さんの想いが、次々へと伝播して、
なにかエネルギーが生まれ出しているような感覚があります。
産山村の皆さま、ご一緒してくださった皆さま、
貴重な時間を本当にありがとうございました!!