【入荷情報】国分牧場ジャージー♂28.8カ月齢(東京産)

年末に向けて、続いてやってきたのは
国分牧場ジャージーの男の子です。

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最近、いろいろな掛け合わせ系が多かったので、
純血のジャージー君はお久しぶり。

そして、国分牛の希少牛は引っかけ問題が多いので、
気をつけてください。笑

今回は数日だけ、東京都八王子の磯沼さんちで過ごした時間が長いので、
東京都産になるバージョンです。
28.8カ月齢のうち、14カ月と18日間が磯沼牧場さんで、
14カ月と4日間が埼玉県東松山の国分牧場さんで過ごしています。

なので、『東京都産国分牧場ジャージー』という複雑な肩書き。

さらに、この子の名前がまた変わり者。
『タクラマカン』君だそうです。

最初、國分さんのFacebookで見たとき、
牛の名前としては聞き慣れない単語に、
「どこから来た名前?出身地は一体どこの国??」
と、思わず、一人でケタケタ笑いながら聞いてしまったのですが、
どうやら、『タクラマカン砂漠』というのが中央アジアにあるようです。
その砂漠カラーか、そこにいるラクダ色が
ジャージーの毛色と同じことから付けられた名前じゃないか、
という素敵な教えを頂きました。
お蔭で一つ勉強になりました。
タクラマカン君の名づけ親と、教えてくれた方々に感謝です。

私も国分牧場に来てから、タクラマカン君に何度か会っていました。

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こちらは出荷直前に國分さんが撮って送ってくれたもの。
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そして、何よりも特筆すべきは、タクラマカン君の枝重量。
なんと、ジャージーなのに、438.5㎏までになりました。

「ジャージーがこんなに大きくなるんだ!」
と、知っている人ほど、驚かれると思います。

磯沼さんのところのパドックで運動しながらのノビノビした育成や、
草めいっぱい食べて胃づくりをしっかりしているところから、
国分牧場さんでの肥育へのバトンタッチが相性良いのか。
思わず、「本当にジャージー純血?」と聞きたくなったりしますが。笑

そんなタクラマカン君の肝心の枝肉内容です。

ロース芯。
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モモ。
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バラ。
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切断面。
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バラはやはりジャージー、どうしても薄いですが、
内モモにはサシがそこそこ入っているようにも見えます。
ロース芯は最近の中では一番赤身です。
このくらいを好む方々もいらっしゃると思います。
筋間脂肪はややありますが、皮下脂肪は意外と厚みはなく、優秀なもの。

何度も繰り返して呼んでみると、
だんだんタクラマカン君という名前がしっくり来るようになりました。

タクラマカン君を最後までどうぞよろしくお願いします。

こちらはこれからご案内して、11月末頃の加工になります。